はじめに:服用後の「次の一手」が重要
緊急避妊薬を服用したあと、「これで終わり」と思っていませんか?実は服用後の数週間こそ、確認すべきポイントが多くあります。私が現場でフォローアップする際、患者さんに必ず確認している事項を整理します。
① 服用後3週間で月経が来たか
最も重要な確認事項。アフターピルの避妊効果は100%ではないため、月経が来ることで「妊娠していない」と確認します。来ない場合は妊娠検査と婦人科受診を。
② 副作用は完全に治まったか
吐き気・頭痛・倦怠感は通常48時間以内に軽快しますが、1週間以上続く場合は服用に関連しない他の原因(感染症・ストレス等)の可能性もあります。
③ 不正出血はあったか・どの程度か
少量の消退出血(2〜3日)は正常範囲。大量・長期の出血は子宮外妊娠等のリスクサインなので必ず受診。
④ 今後の継続避妊について相談
低用量ピル開始は服用後の月経5日以内が推奨タイミング。婦人科で血栓症リスク評価とともに処方相談を。
⑤ 性感染症の心当たりはないか
避妊失敗があった場合、性感染症のリスクも併発。クラミジア・淋菌・梅毒等の検査を推奨。
⑥ 婦人科健診の継続意思
20代以降は年1回の婦人科健診が推奨されます。今回をきっかけに継続受診を始めるのもよいタイミング。
⑦ 心理面のサポート
緊急避妊が必要だった状況に強いストレスがある場合、心療内科や女性相談センターの活用も検討。1人で抱え込まないことが大切。
よくある質問
- 婦人科は服用後何日目に行くべき?
- 服用後3週間以内が理想。月経が来た場合は来た時点で、来ない場合は3週間後に。
- オンライン診療でもフォローアップできる?
- 可能です。低用量ピル処方も合わせて相談できるサービスが多いです。
- フォローアップは保険適用?
- 原則自費。月経困難症等の症状があれば保険適用となるケースも。
- 男性パートナーに相談すべき?
- 本人の判断ですが、今後の避妊計画を共有することで再発防止につながります。
- 過去の購入記録は医師に伝えるべき?
- はい。お薬手帳に記載されている場合はそのまま提示を。